この記事を読んでくださっている方は、
起業するにはどうしたらいいのか?
必要な書類って何?
とお困りかと思います。
会社を起業する際に必要な書類・手続きはいっぱいあって、
めんどくさいし、やりたくない。
と思ってしまうかもしれません。
でも、考えてみてください。
ちょっとキツイ言い方をします。
このくらいの手続きが出来ないようじゃ、
起業したとしても、その後会社を成功させることは絶対に出来ません!
起業して、
会社を運営して、
社員に給料を払って、
税金を納めて、
と、会社を起業してからの方が
やることはいっっっぱいあります!!
なので、起業をお考えの方は、
起業に必要な準備や手続きは、ただの通過点だと思って、
事務的に必要な書類を揃えるようにしましょう!
その一助としてこの記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです( ´∀`)
起業経験を持つ僕が、自分の体験談にそって
分かりやすく簡潔にお話していきますので、
ちょっと長くなりますが、最後まで読んで頂ければ幸いです( ´∀`)
よろしくお願いします!!
・起業に必要な手続きが分からない。
・将来起業しようと思っている。
・起業願望があるが、手続きがめんどくさそうで教えてほしい。
まずは自己紹介を
起業に必要な話を進める前に、少し僕の自己紹介をしておこうと思います( ´∀`)
現在34歳で、
本業としてせどりを、
副業として消防点検業をしながら、
生活しているフリーランサーです。
経歴としては、
・工業高校電気科を首席で卒業後、大手電器メーカーのPanasonic電工に就職【正社員】
・バンドと出会い、プロのバンドマンになるタメにPanasonic電工を退職しバンドマンに【個人事業主状態】
・色々あって7年でバンドが解散することに【一瞬無職状態】
・縁あって消防点検会社に再就職【正社員(ブラック企業を経験)】
・ブラック企業だった為1年半で退職【再び一瞬無職状態】
・高校の友達とせどりを中心とした会社を設立することに【経営者】
・色々あって2年で退職【休養のタメ一瞬無職状態】
・そして現在フリーランス【個人事業主】
こんな感じの経歴です!
いやー、改めてみると、色々経験してきました( ´∀`)
まさか自分の人生がこんな経歴になるなんて、
18歳で就職した時には全く思っていませんでした!!w
大手上場企業を経験し、その後は個人事業主に。
無職も経験し、ブラック企業も経験しました。
そして友達と共同出資で株式会社を設立し経営者も経験。
そして今は、個人でフリーランサーとして、
毎日コツコツ自分のペースで努力を積み重ねている状態です!
これだけ色々経験してきた僕だからこそお伝え出来ることもあると思いますので、
最後までお読み頂ければ幸いです( ´∀`)
起業に必要な準備・手続きまとめ
はい!では本題に入っていきましょう!!
まずは起業に必要なことを表にまとめました!
後でそれぞれを細かく説明していきますね!
まずは何が必要か表でまとまっている方が
視覚的にぱっと見で分かりやすいと思いましたのでまとめていきまーす( ´∀`)
こんな感じです!
僕は大きくSTEP1~STEP8でまとめました!
冒頭でもお話しましたが、難しく考えないで、
事務的に必要な準備・書類を揃えていきましょう( ´∀`)
会社を起業するだけなら、誰にでも出来ます!
本当です!
お金があって手続きさえすれば本当に誰でも起業することが出来るんです!
しかし、あなたは、
・なぜ起業したいのか?
・何のために起業するのか?
この部分がはっきり明確に決まっていますか?
次の項目では、そのあたりを深堀していきましょう!!
STEP0-起業の目標と目的が最重要
さて、先ほどもお話しした通り、
起業、すなわち会社を設立するのは誰にでも出来ます!
お金があって、必要な手続きさえ行えば誰にでもです!
しかし、その会社を存続し続けることは誰にでも出来ることではありません!!
年間に何社もの会社が開業し、何社もの会社が廃業しています。
将来は自分の会社を持ちたい!
と夢や希望を持つことはめちゃくちゃ大切だと思います!
でもその夢は叶えるだけじゃなくて、持続させることが大切なんです!!
ここでお話したいのは、
起業をするにあたり、
・その会社で何がしたいのか?
・何の目的があって起業するのか?
という目標設定と目的設定をしっかりすることが
起業の第一歩だと僕は考えています!!
ここがしっかり決まっていないと、
ただ起業しただけで1年や半年で終わってしまいます。
そんなのもったいないじゃないですか!
せっかく大きな夢を持って会社を起業するのに、
そこが抜け落ちてるだけで長続きしない。
僕は色々あって2年で自分が立ち上げた会社を退職することになりました。
出来ることなら、ずっと続けたかったですが、それは叶いませんでした。
僕も当初、夢や希望を持って会社を起業しましたが、
高校の友達との共同出資だったので、
上手く会社を回すことが出来ず、
僕は会社を退職することにしました。
それもこれも最初の目標・目的設定が出来ていなかったのが
原因だと思っています!
これから起業を考えている、あなたにはそうなってほしくないです!
起業する前に、今一度、
・なぜ起業したいのか?
・何のために起業するのか?
と自分に聴いてみてください!
それからでも起業は遅くありません!
しっかり自分自身に聴いてみてください!
目標と目的の違い
ちなみに、目標と目的の違いをご存じでしょうか?
目的とは、
成し遂げたい、到達したい、と最終的に何を目指すのか。というモノです。
目標とは、
目印という意味にもあるように、
成し遂げる為に、到達する為に設けるチェックポイントのようなモノです。
このように、それぞれで意味が違ってきます。
起業をするには、あなただけの、
目標と目的をしっかり持つことがめちゃくちゃ大事になってきます!
STEP1-起業内容を決める
さてSTEP0で目標と目的がしっかり決まり、
何の為に自分が起業するのかが明確になりました!
あとは、事務的に必要な書類や準備を進めて、
起業するのみです!
淡々といきましょう( ´∀`)
まずはSTEP0と重複しますが、起業内容を決めます!
あなたは何で起業しますか?
・自分の好きなこと?
・ずっとやりたかったこと?
・はたまた、こんなのあったらいいのになとベンチャーを起こしてみる?
今や色んなことが、考え方一つで何でも商売になる時代です。
あなただけの飛びっきりのアイディアがあれば一発ホームランを打てますし、
堅実にコツコツ稼ぐ仕事内容もあるでしょう。
まずは自分の会社で何がしたいのか、起業内容を決めましょう!
STEP2-資金の確保
次に必要なものは資金です!
起業するにはそれなりの資金が必要になってきます。
一例を上げると、
・資本金
・開業手続き費
・開店費
・備品購入費
などの初期費用から、
・事業を回転させる為の必要資金
・保険の為のプール資金
などの事業費があります。
それぞれ必要な金額は、その業種や仕事内容によりますが、
僕がやっていたせどりの会社の場合、
トータルでざっくり、600万円くらいでした。
資本金に事務所として使う部屋の家賃や光熱費。
事業回転の為の資金、保険の為のプール金。
もろもろ合わせて600万円くらいでした。
元々貯金があったので、僕(二人で起業したので僕達)の場合、
すべて自己資金で始めました。
では、そんなお金がない人はどうしたらいいのか?
諦めないといけないのか?
いえいえ。そんなことはありません!
資金確保には自己資金以外にこんな方法があります!!
クラウドファンディングを活用する
最近増えましたよね、クラウドファンディング( ´∀`)
僕はキングコングの西野さんからクラウドファンディングの存在を知りました。
同じ考えや興味のあることに共同投資してくれるサービス。
上手く使えば、かなりまとまったお金を調達出来るので、いいですね!
助成金・補助金を活用する
起業する人を増やす目的で、国や自治体が助成金や補助金を用意しています。
業種や期間などで補助される金額や内容も違ってきますが、
一度あなたの会社がそれに当てはまるか確認してみましょう!!
こんな感じです( ´∀`)
もしかしたら、お住まいの地域とかで、他の方法で資金調達出来る
サービスなどがあるかも知れないので、インターネットを駆使して
色々調べてみることをおすすめします!!
STEP3-各種印鑑の作成
・法人印
・銀行印
・ゴム印
起業をする際、様々な書類に印鑑を捺さなければいけません。
特に法人印は、起業してからも、契約事などで使う頻度がかなり多い印鑑です。
法人印と銀行印は必ず必要な印鑑なので最低この2つは作っておきましょう!
ゴム印に関しては、必要に応じて作りましょう!
郵送物が多くて、毎回手書きするのがめんどうなら、
ゴム印を作っておけばとても便利ですよ( ´∀`)
STEP4-定款の作成
定款(ていかん)と読みます。
一般的に定款ってあまり聞いたことないですよね( ゚Д゚)
はい、僕も起業するまで聞いたことなかったですw
定款とは、会社のルールや規則が書かれた書類。のことです。
住所はどこそこで、
こんな仕事内容で、
就業時間は9:00~18:00で、
みたいな感じのことが書かれた会社のルールブックです!
堅苦しい、第1章 第1条 みたいな感じの書類なんですが、
インターネットで雛形をダウンロードすることも出来ますので、
あなたの会社の内容に合わせて書いてください( ´∀`)
STEP5-定款の提出
定款の作成が完了したら、
登記予定の地域を管轄する法務局に所属している公証人役場
という所に定款を提出します。
あなたが会社を起業する場所の公証人役場を調べてくださいね( ´∀`)
ここで用意するものとしては、
・定款3部
・発起人の印鑑証明書
・発起人の実印
・発起人の身分証明書(運転免許所など)
・手数料5万円
・交付手数料=250円×定款ページ数
・収入印紙4万円分 (電子定款の場合は不要)
が必要です。
また、定款提出の際は、
事前に公証人の人と訪問日を決めてから行くようにしてください!
STEP6-資本金を振込む
定款の提出が完了して認証が終わったら、
次は資本金を振り込みます!
事前に決めた資本金を指定の口座に振り込んでください!
それだけです( ´∀`)
STEP7-登記する
ここまで来たらいよいよ登記です!
その前に!
登記って何( ´∀`)?
ですよね!
登記とは、会社登記のことで、
本社所在地、
代表者の氏名と住所、
事業の目的など、
取引上で重要な会社に関する事項を法務省の部局である法務局に登録し、
一般に開示できるようにすることです。
株式会社を設立すると、
一般の人があなたの会社情報を法務局で手続きすれば見ることが出来ます。
なぜ見るかと言いますと、株とかを買う時に、
この会社は信用出来るのか?いくら売り上げがあるのか?
などを見たいからです!
登記をすることで、あなたの会社はちゃんと登記している信用出来る会社なんだ。
ということになる訳です!
まぁ、会社を作ったら登記は必要なので、しっかり登記するようにしましょう!
ここで必要な書類やモノは以下の通りです。
少し多いですが、一つ一つ揃えていきましょう( ´∀`)
・設立登記申請書
-テンプレートをダウンロードすることができます。
・定款
-1部必要です。
・登録免許税納付用台紙
-収入印紙を貼り付ける為のA4サイズの台紙。登録免許税は「資本金額×0.7%」となります。計算式によって金額が15万円に満たない時は、登記申請1件につき15万円になります。
・発起人決定書(発起人議事録)
-会社の発起人が商号や目的、本店の場所などを詳細に決定したことを記載した書面のことです。
・代表取締役の就任承諾書
-代表取締役に就任することを承諾したと証明する書類です。取締役が1名だけで、取締役も代表取締役も兼務する場合は必要ありません。
・取締役の就任承諾書
-取締役に就任することを証明する書類です。
・監査役の就任承諾書
-監査役に就任することを証明する書類です。監査役を設置する場合のみ必要です。
・取締役の印鑑証明書
-定款で使ったモノと同じ印鑑証明書が必要です。取締役が複数の場合は全員分。
・印鑑届書
-法人実印の届出を行うために必要な書類です。
・出資金の払込証明書
-出資金を払い込んだことを証明する書類です。出資金を払い込んだ時に作成した銀行通帳の表紙、表紙をめくった裏表紙、入金確認が分かるページのコピーが必要です。
STEP8-社会保険の加入手続き
登記が完了しても、それで終わりではありません!
法人である株式会社は、法律により社会保険の加入が義務付けられています。
しっかり登録しておくようにしましょう!!
・まずは自己紹介を
・起業に必要な準備・手続きまとめ
・STEP0-起業の目標と目的が最重要
・STEP1-起業内容を決める
・STEP2-資金の確保
・STEP3-各種印鑑の作成
・STEP4-定款の作成
・STEP5-定款の提出
・STEP6-資本金を振込む
・STEP7-登記する
・STEP8-社会保険の加入手続き
いかがだったでしょうか?
今日は会社を起業する為に必要な準備・手続きについて
僕の体験談にそってお話ししました( ´∀`)
何をするにしてもそうですが、
やはり目標設定と目的設定は非常に大事になってきます!
特に起業する時はなおのことです!!
せっかく起業するのだから、しっかり準備をして、
自分の会社を大成功させたいものですよね!!
この記事が少しでもあたなの会社起業の役に立てれば
そんな嬉しいことはありません!!
どうか素敵な会社を作ってくださいね!
それでは今日はこの辺で!
またお会いいたしましょう!