会社関係

個人事業主の開業届の出し方シンプルにお伝えします

会社を辞めて、これから個人でビジネスを始められる方、
副業でビジネスを始められる方、

気になるのは開業届はどうやって出せばいいのか?
ですよね。

 

この記事では、
現在フリーランスとして活動していて、
開業届を出した経験がある僕が、
シンプルに分かりやすくお伝えいたします!

 

結論から申し上げますと、

税務署に設置されている
「個人事業の開業・廃業等届出書」
という書類を1枚提出するだけで完了です!

 

では、詳しく解説していきます!!

 

ネズたん
ネズたん
開業届ってもっと複雑だと思ってた!
ブタさん
ブタさん
そうだよね!めちゃくちゃ簡単そうじゃん!
カミノリくん
カミノリくん
そうなんです!僕の場合、所要時間10分くらいでした!めちゃくちゃ簡単なので個人事業主になったら提出しておきましょう!

 

【こんな人におすすめ】

・個人事業主になったけど開業届の出し方が分からない。

・これから個人事業主になる予定だけど開業届ってそもそも必要なの?

・開業届ってなんだか難しそう。分かりやすく教えてほしい。

 

 

個人事業主になったら開業届は絶対に必要か?

まず開業届は絶対に提出しなければいけないのか?
という根本的な部分ですが、

原則として、
何か事業を開業したら、
開業してから1ヶ月以内に開業届を提出する義務があります。

 

これは個人事業主であっても、副業であっても同じです!

 

しかし!
法律上では開業から1ヶ月以内に提出する義務があるとされていますが、
もし、「あ!開業届出すの忘れてた!!」となっても
特に罰則やペナルティーがある訳ではありません。

 

思い出した時に提出すれば、なんら問題はありませんのでご安心ください。

 

ちなみに僕も出すのを忘れていた組で、
開業してから1年後くらいに提出しましたが、何にも問題なかったです。

1年後とか遅すぎですよねw

 

開業届は、出しても出さなくても、特に何かある訳ではないのですが、
屋号付きの銀行口座を開設する場合など、
開業届の提示を求められる時がありますので、
開業届を提出しておいて損はないと思います!

 

また、開業届には、提出日と開業日を書く欄がありますが、
僕のように、開業届を提出するのを忘れていた場合、
開業日はいつにすればいいのか? という疑問があると思います。

 

こういった場合は、
提出日は書類を提出する日で、
開業日は開業した日をそのまま書けば大丈夫です!

 

例えば、
開業日が2019年1月1日
提出日が2020年4月1日
の場合、

そのまま、
開業日…2019年1月1日
提出日…2020年4月1日
でOKです!

 

開業日は何も気にせず、あなたが事業を開業した日で問題ありません!

 

開業届の提出先

開業届の提出先は、
あなたが事業をしている管轄区域の税務署に提出となります。

 

個人事業主の場合は、自宅で仕事をする人が多いと思いますが、
その場合、自宅から最寄りの税務署になります。

 

よく分からないという方は、
税務署の所在地などを知りたい方から確認することが出来ますので、ご活用ください!!

 

開業届はA4用紙1枚を書いて提出するだけ

開業届の書類は税務署に設置されている
「個人事業の開業・廃業等届出書」
という書類1枚を税務署に提出するだけで完了となります!

 

厳密には、
税務署に提出用と、
自分で持っておく控え、
の2枚を書くことになりますが、

僕が提出した時は、税務署の係の方が
複写シートを貸してくれたので、
書類を書いたのは1枚だけで、
提出用と控えが完成しました!

 

記入方法で分からないところがあれば係の人が親切に教えてくれますので、
そんなに気を張らなくても大丈夫です!

 

税務署がすいていれば、
書類記入から提出完了まで10分もかからずに完了します!

 

僕が提出した時も、
「え?これで終わり?」
って感じでしたw

めっちゃ一瞬で終わっちゃいます!

 

提出が完了すれば、晴れて個人事業主の仲間入りとなる訳です!

 

開業届を出す時は事前に青色申告か白色申告かを決めておく

確定申告の方法には2通りの方法があることをご存じでしょうか?
青色申告と白色申告の2通りです。

 

会社勤めの方は、会社が確定申告をしてくれますが、
個人事業主の場合は、これから自分で確定申告をしなければいけません!

 

まず、青色申告と白色申告の違いからですが、
簡単に言うと、

青色申告は、
提出する書類が多くてちょっと面倒だけど、
きっちりしてるからその分、納める税金の控除額が多いよ。

というもので、

白色申告は、
提出する書類は少なくてシンプルだけど、
青色申告に比べて、納める税金の控除額は少ないよ。

という違いがあります。

 

確定申告を、青色申告にするか白色申告にするかは、
その業種や申告する人の判断となりますが、

もし青色申告で確定申告をしたい場合は、
開業してから2ヵ月以内に
「青色申告承認申請書」
という書類を提出しないといけません!

 

だから、開業届を出す時は
事前に青色申告か白色申告かを決めておく必要があるのです!

 

開業したその年から青色申告をお考えなら
開業届と一緒に「青色申告承認申請書」も提出しておきましょう!

 

もし開業してから2ヵ月以上経ってから提出してしまった場合は、
その年は青色申告が出来ず、白色申告になってしまい、
翌年の確定申告から青色申告の対象となりますので注意が必要です!

 

確定申告をするのも始めてという方で、
何かおすすめの勉強方法はないか?
という方におすすめの本があります!

 

この本、とても分かりやすく確定申告のことが学べます!

 

僕もこの本を参考に確定申告をしていて、
何か分からないことがあれば
この本とインターネットで調べて、確定申告書類を作成しています!!

 

是非参考までに!

 

 

 

【まとめ】

・個人事業主になったら開業届は絶対に必要か?

・開業届の提出先

・開業届はA4用紙1枚を書いて提出するだけ

・開業届を出す時は事前に青色申告か白色申告かを決めておく

 

いかがだったでしょうか?

今日は個人事業主の開業届の出し方についてお話しました!

 

個人事業主の開業方法は、
法人設立に比べて圧倒的にシンプルで簡単です!

 

もう一度おさらいしておくと、

・原則開業してから1ヵ月以内に
「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類を税務署に提出するだけ

・確定申告を青色申告する場合は
開業してから2ヵ月以内に
「青色申告承認申請書」という書類も提出する。

 

この2点ですね!

 

とても簡単なので、開業届を出す方の参考になれれば幸いです!

 

もし、個人事業主が軌道に乗り、
法人設立を検討されているという方は、
会社を起業する為に必要な準備・手続きまとめ【起業体験談】で解説していますので、是非ご覧くださいませ!

 

それでは今日はこの辺で!
またお会いいたしましょう!

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